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物を作る人の自信 

おせん 13 (13)
きくち 正太
4063521869

キャリアを重ねてきたせいか、担当者のせいか、最近のきくち正太先生は伝えたいメッセージの表現がストレートになってきてます。その分、笑いはベタベタですが。

おせんの13巻は大きく分けてスローフード編と京都編になっています。どちらも物を作ることに対するきくち正太先生の考えがよく表れていると思います。京都編は人情で締めていますが、スローフード編ははっきり伝わってきます。

スローフードのようにある程度、世の中において権威付けされてしまうと、スローフードであることの条件をクリアすることにものづくりの現場が引きずられることがあります。それは違うんじゃないか、本来現場は今自分が持っている力をちゃんと認識した上で今よりも少しでも良いものを作ることを意識すべきではないのか、そうやって作られた物がスローフード足るものであればその上でスローフードとうたえばよいのではないか、そんなことを考えさせられました。

個人的な技術だけでなく、開発期間の短縮のお題目のもとに組織構造との親和性も考慮せずにはやりの手法を導入したり、業務プロセスの改善といいつつ管理側のコストが現場側に移っただけだったりと手段の実行に手一杯で後になって「これって、あんまり意味ないんじゃないの?」と思ったことが私も何回かあります。

商品発表会などで「当社が自信を持ってお贈りする商品です」と紹介する経営者と自分の子供に「これをお父さんが作ったんだ」と話をする場合では同じように胸の張っていても、その意味は全く違うものです。どれだけすごい商品であったとしても現場で行われた妥協に自分が納得していない場合、自分の子供に胸を張って自分が作ったんだとはいいにくいのではないでしょうか。

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