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とてつもない日本 

とてつもない日本
麻生 太郎
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著者がどのように事実認識をしていて、それを元にどのように考えているかというのは本において普通のことです。しかし著者が政治家である場合、著者の考えが私たちに直接関わってくる可能性が高いという違いがあります。閣僚であればなおさらでしょう。

あとがきに秋葉原駅前での演説時に感じた手ごたえがこの本のきっかけであると書いてあります。確かにサブカルチャーを発端として政治の話をできる人は多くはないと思います。「子供たちの英雄は遊びのうまいやつである。」という命題が世界共通で真であるとするならば、少なくとも先進国においてテレビゲームという共通の遊びを提供できる国は限られていてその国と関わらざるをえません。

この本で一番面白いのはやはり第2章でしょう。マスコミとは違った海外での出来事の視点が興味を引きました。



  • 中国の重慶のサッカー場での騒ぎが起きた時期とほぼ同じ時期に谷村新司は上海で10万人を集めて野外コンサートを開いている
  • イラクでの自衛隊の給水車にはイラクと日本の国旗よりも大きく「キャプテン翼」のロゴマークが貼られていた

キャプテン翼の件については寡聞にして知らなかったのですが、ちゃんと外務省のサイトにも出てました。

総裁選にも立候補した方ですから当然、教育についても語っています。仮に中学を義務教育からはずしたらどうなるかという視点で話を展開させている一節があります。こういうスクラップアンドビルド的思考ができる人を私は好きです。ただ、社会人で因数分解が必要な人がどれほどいるのかと因数分解を例に挙げていますがこれは少々例が悪いのではないでしょうか。書店に行けばインド式計算ドリルなんていう因数分解を知らないと理解するのが困難な本が「とてつもない日本」と同じく平積みされています。高等専門教育の多様化については私も賛成です。高等専門教育の大半を大学とか高校といった同じ単位で括ってしまったがために



東大に行ける偏差値があるのなら東大に行かなきゃ損だ


という発想が蔓延してしまっている状態はなんらかの変化が必要だと思います。

あと、カンボジアに出向してちた3人の女性検察官の方の座談会の内容が法務省のサイトに掲載されていると書かれていました。少々読みにくいつくりになっていますが、イメージしにくい法務省の業務の一端を知ることができるページです。こういう紹介はインターネットベースのインタビューなどを受けたときにどんどん紹介してほしいですね。(ゆるめのgo.jpウォッチャーとかどこかにいませんかね?)

この本を読んだ印象としては、麻生太郎という人は思っていたよりは柔軟に考えているのかも、というものでした。(考え自体に賛成できるかどうかは別ですが)。政治家としての実力に文句を付ける人はいないでしょうし、オタクを取り込んだ今、残された課題は女性票でしょうか。(笑)


 

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日本人への応援歌●とてつもない日本

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  • [2007/07/03 11:33]
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  • フォトリーディング@Luckyになる読書道 |
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  • [2007/09/29 20:01]
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  • 日本の文化を学ぶ。 |
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