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目からウロコの宗教 

目からウロコの宗教―人はなぜ「神」を求めるのか
岩井 洋
4569625800

目からウロコが落ちるという言葉は新約聖書から来ているそうです。まったく知りませんでした。 この本は世界には様々な宗教がありますがそれらを俯瞰して宗教というものに共通していると思われる事柄を宗教社会学という立場から紹介している本です。 特別に専門的な知識がなくても理解できるよう「知のポータル」として書かれています。 ソフトウェア開発的な表現だとスーパークラス作成のための分析といったところでしょうか。 さらに言えばアジャイルでもオープンソースでもよいのですが自分がこれは正しいんじゃないだろうかと思っていることを人々へ広める際のヒントがあるように思えます。

最初に宗教の定義から始まっています。定義から始まっているあたりが私のような人間にはとっつきやすくて助かります。 その定義は

本来自明でない超自然的存在に関する事柄を、自明なものに変換し、 人々をそのようにふるまわせる社会的装置である。

となっています。つまり人々のふるまいの出発点のうち自明でない部分が共通化されたものということでしょうか。 逆の見方をすると自分ひとりのオリジナルの神様を信じているのはこの本では宗教としてはみなさないということになります。 まあ社会という観点を持ち込む以上それはしかたがないですね。

 

宗教と呪術との違い
社会学者エミュール・デュルケールの考えを紹介しています。 宗教は信者同士を結びつける教団を持つが呪術はあくまで呪術師と信者の一対一の関係であるとのことです。 確かにそう捉えると呪術は面積的に不利でありそのことはそのままマイノリティとしてのリスクを負うこととなると考えることができます。

 

宗教は進歩ではなく進化する
進歩はより機能的に進むこと、進化はより環境に適応することと捉えた場合、生き残るのは進化したほうである。これも考えさせられます。

 

他にも、カリスマの存在や体系がしっかりしていることの強さなども書かれており、 自分が置かれている状況が俯瞰できる地点を探る際にいろいろ照らし合わせることができるのではないでしょうか。

 


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