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国家の品格 

国家の品格
藤原 正彦
4106101416

遅ればせながら国家の品格を読みました。いろんな意味でおもしろい本でした。

 

第三章あたりまではなんというか、2ちゃんねるでスレがのびる内容ですね。 十分考慮するに値するのに詰めが甘いために余計な突っ込みを許してしまっているような感じです。話の展開も、「お、ひょっとしてこれは…」 と思っていたら、「やっぱり、ゲーテル、キターッ!」などと、おそらく著者が望んでいないであろう楽しみ方ができました。

 

第四章あたりからが著者が本当に言いたかったことがかかれているのではないかと思います。こうこうだからこうである、 という話で結論の部分に来ると思わず、「ちょっと待ってくれ。」といわざるを得ない部分が多々ありますが、 理由として挙げられている事例はとても面白いものがあります。

 

天才を輩出する土壌として精神性を尊ぶこと、美の存在などが大切であると言っています。 それを導く事例としてインドのラマヌジャンという数学者の生まれ故郷まで訪ね、そこには美しさが存在すると言っています。 インドという国から当然、その宗教にも触れることで精神性も重視しています。こうのようにして著者が言いたいことを展開していくのですが、 数学的な発見に対して岡潔氏の「西洋人はインスピレーション型、日本人は情緒型」という言葉を引用しています。 これは数学の歴史にもくわしいであろう著者がおそらくハンガリーあたりの厳しい政治情勢の中でも立派な数学者がいたことを当然知っているがために存在を無視できない数学者の無垢さ加減なのでしょう。 著者の人となりが垣間見えるという意味でもおもしろい本だと思います。これもまた著者が望んでいない楽しみ方でしょうけども。


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国家の品格論 まえがき

ここでは藤原正彦氏の「国家の品格」まえがきについて爺が大筋と感想を述べますおそらくここに氏の言いたい事の要約が詰まっていると思われます爺が思うに米国の拝金思想にしてやられ「情緒と形」という日本が世界に誇る優れたものを失う事で「国家の品格」さえ無くした こ
  • [2006/04/11 14:42]
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