合衆国再生
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棚橋 志行

日本では自民党が総裁選、アメリカでは大統領選が行われています。現時点で民主党よりも自民党に、マケイン氏よりはオバマ氏にニュースとしての価値があるのは否定できません。番組制作者でない私にとって番組が作りやすいからという理由は価値があることの理由にはなりません。よりシビアな意見を求められる状況にある側の方が聞いていて面白いからです。
この本はオバマ氏の具体的な政策を中心とした本ではありません。オバマ氏が大統領になった場合、多くの政策を実行することになりますがその政策の向こう側にあるオバマ氏のものの見方が書かれている本です。読者の立場から言えば実行される政策とオバマ氏の価値観の距離を考える材料となる本です。
この本の目次は以下のようになっています。
- 二大政党制の弊害
- 共存するための価値観
- 憲法の真の力
- 政治の真実
- 再生のための政策
- 宗教問題
- 人種間のカベ
- アメリカの対外政策
- 家庭と生活
この目次には直接的に経済をにおわす言葉がでてきていません。価値観の上に経済を置くか経済の上に価値観を置くか、どちらがよいのかは私にはわかりません。
私は必ずしもオバマ氏の考えすべてに共感できるわけではありませんが、
話し合いのテーブルで、わたしは深刻な意見の相違には焦点を定めず、全員が共有しているはずの共通の価値観について話をした。
この姿勢については私が常日頃から考えていることと通じるところがあると思いました。
- [2008/09/15 19:36]
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