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90分で学べるSEの思考術 

90分で学べるSEの思考術 (ITプロフェッショナルの基礎知識)
開米 瑞浩
4822282406

私は思考のためのツールにとても興味があります。ですからその手の本を読むことがとても好きです。そのような本の中でも開米氏の書かれる本により共感を感じるのは何故だろうと思っていました。



p.101に以下のような文があります。



「抽象的」な表現は単独ではまったく役に立たない。だが、「具体」が複数あるときには、うまく抽象化できるとそのすべてを一言で集約した強力なメッセージとして機能させられるものだ。


私は抽象的な概念を用いて説明を行う際に理解してもらえるときとそうでないときがあるのを感じていました。上記の文はそれに対するとても重要なヒントだと受け取っています。



p.105では、極端な状況を設定した場合に、



そうすると当然、できない理由がいくつもはっきりしてくるのだが、実は「できない理由がはっきりする」というのは逆に見ると「それを解決できれば、できる」ということも意味しているので、


極論を嫌う人が結構います。正しい方法で運用されさえすれば極論は有用だと考えている私にとって上記の文は自信を与えてくれるものでした。



p.164には以下の様な文があります。



しかし「モデリング手法」を勉強してそれを使おう、という考え方はきれいさっぱり忘れて欲しい。


この文を読んだときに私は蒼天航路28巻、320話「君は君でしかない」での曹操と筍の会話を思い出しました。決してモデリング手法が役に立たないといっているわけではありません。



ある側面に目をつぶることで別な側面がわかりやすくなるのが「手法」の価値なのであり、そのこと自体は欠点でもなんでもない。あくまで使う人間の、運用の問題である。


とあります。この本には多くのの思考のための方法やツールが紹介されています。マインドマップ、抽象化、SCAMPER、飛び石法、ネーミング、ロジックツリー、システム思考、思考展開図、デシジョンテーブル、ワークフロー、ステートチャート、IDEF0、UMLなど、有名なもののはほぼ網羅されているといってよいでしょう。



特定の思考ツールが万能であるかのような表現を行わず、これらのツールはある状況において有効であるという「定石」として扱っている点が私が共感する最大の理由なのだと思います。ただ、90分というのは少々短すぎるかもしれません。(笑)




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